Pincode
暗証番号による認証は、配達パートナーが受け渡しに利用できるオプションであり、セキュリティを強化することができます。配達パートナーは注文者から 4 桁の暗証番号を取得し、入力する必要があります。配達パートナーがドライバーアプリに正しい暗証番号を入力すると、認証ステップが完了し、配達パートナーは受け渡しを正常に完了できます。
以下に、暗証番号による認証についての注意点を挙げます。
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販売業者向けの利用:暗証番号による認証は、SMS 機能を有効にしている場合(または SMS/プッシュ通知を送信できる場合)に適用できます。
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他の認証方法との併用:暗証番号による認証は、バーコード、署名、飲酒検査、写真などの他の認証方法と組み合わせて使用できます。
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受け渡しのみ:暗証番号による認証は受け渡しプロセス時にのみ適用され、ピックアップ時には使用できません。
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「玄関先に置く」には対応せず:配達に「玄関先に置く」が選択されている場合、暗証番号による認証は利用できません。
暗証番号による認証を利用すると、配達サービスのセキュリティを強化し、正しい配達品を正しい受取人に確実に手渡すことができます。
¶ 暗証番号による認証を有効にする
配達の暗証番号による認証を有効にするには、Create Delivery API のリクエスト本文に次の pincode
オブジェクトを含める必要があります。
{
"dropoff_verification": {
"pincode": {
"enabled": true
}
}
}
暗証番号による認証が有効な場合、すべての API 応答(つまり Create Delivery API 応答、Get Delivery API 応答、Update Delivery API 応答)には以下のオブジェクトが含まれます。
{
"verification_requirements": {
"pincode": {
"value": "6066",
"enabled": true
}
}
}
暗証番号による認証を使用する配達の場合、すべての配達ステータスの Webhook イベントの応答の本文には、以下のオブジェクトが含まれます。
{
"verification_requirements": {
"pincode": {
"enabled": true,
"value": "6066"
}
}
}
要約すると、enabled
を true
に設定した pincode
オブジェクトを追加することによって、配達の暗証番号による認証が有効になり、応答によって認証要件に関する必要な情報が提供されます。
¶ 注文者への暗証番号 SMS
配達を作成すると、SMS 経由で注文者に暗証番号が届きます。
イベント | SMS |
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ピックアップの時間枠の開始 | 暗証番号は 6066 です。暗証番号を他の方と共有しないでください。注文品を受け取る際に暗証番号を入力できるのは受取人ご本人様のみです。 |
配達パートナーの移動中 | お届けに向かっています。配達パートナー Jerick S. さんが注文品をピックアップしました。間違いなくお渡しできるよう、暗証番号 6066 をお伝えください。 |
配達パートナーはまもなく到着 | 注文品がまもなく到着します。玄関先で Jerick S. さんと落ち合う準備をしてください。間違いなくお渡しできるよう、暗証番号 6066 をお伝えください。 |
配達完了 | 配達が完了しました。Test Account 2000 Ocean Ave TEST からの注文品をお届けしました。 |
配達パートナーの暗証番号による認証フロー:
¶ 暗証番号に関するよくある質問
暗証番号による認証の仕組みに関する情報は、配達パートナーに提供されますか?
はい、暗証番号による認証を使用する配達には、How a PIN works
ガイドが提供されます。
注文者が暗証番号を提供できない場合、または受け渡し時に不在の場合はどうなりますか?
配達パートナーは I need help
セクションに移動するか、サポートに連絡して問題を報告するよう指示されます。
実行中の配達を変更して、暗証番号による認証を削除できますか?
現在のところ、一度作成された配達の暗証番号による認証を削除することはできません。